以前の記事がきっかけになったご依頼

以前、初期の記事でスニーカーのスパイクレスゴルフソールカスタムを取り上げたことがあります。
今回のご依頼は、その記事を見てくださった方からいただいたものでした。
ブログやサイト運営自体、今よりずっと手探りだった頃に書いた記事。
そんな記事をきっかけにお声がけいただけるのは、特段嬉しいものです。
内容としては以前とほぼ同じなのですが、今回は少し違う角度からこの修理をご紹介できればと思います。
お預かりした靴の状態

お預かりしたのはナイキのエアフォースワン。
あまり履かれていなかったようで、状態はかなり綺麗でした。
オーナー様がどういった経緯でこのご依頼に至ったのかまではわかりません。
ただ、ゴルフカスタムにチャレンジされる方の理由として一番多いのは、やはりお気に入りのスニーカーをゴルフシーンでも履きたいというものです。
その一方で、履く機会があまりなく眠っているくらいなら、いっそカスタムして別の役割を与えてみようという動機をお聞きすることもあります。
そういったお話をいただくと、これもまた個人的には嬉しいものです。
サイトトップにも書いていますが、「靴修理を、もう一度履きたくなる体験に」というのが私の仕事のテーマです。
修理というのは、壊れたものを直すだけの行為とは限らないんですよね。
接着強度への配慮

今回の作業でいくつか難しいポイントがあるのですが、特に気を配ったのは接着強度。
通常、ラバーの接着にはボンドと、素材とボンドの橋渡しをするプライマーを使用します。
プライマーはボンドが定着しにくい、もしくはしないという問題を解決してくれると同時に、接着強度を上げてくれる側面もあります。
ただ今回はスポーツシーンで使用する靴です。
危険が伴うので、ソール剥がれだけはなんとしても避けたいところ。
そこで先程の2つに加えて、強化剤も使用しました。
これはボンドの成分を高分子化させ、接着力や耐熱性、耐水性、耐油性の向上をはかる、いわばドーピングのようなものです。
色々な兼ね合いがあるので、いつでも使えばいいというものではないのですが、今回のように圧倒的な接着力が欲しい場面にはうってつけでした。
仕上がりとソールカラーについて

というわけで、完成です。
正直、私自身が履いて確かめるわけではないので接着強度への不安は尽きませんが、できる限りのことはしましたので大丈夫でしょう。
ソール部材そのものも変に悪目立ちするものではないので、これまで通りファッションを楽しんでいただけたら何よりです。

ちなみにソールカラーはブラックとホワイトからお選びいただけます。
この靴にはどちらも合いそう。
ただスポーツシーンでの使用が前提なので、汚れが目立ちにくいブラックが個人的にはおすすめかなと。
まとめ

ソール全面に散らばった突起が、しっかり芝を掴んでくれることでしょう。
ゴム質も非常に粘り気が強く、まさにゴルフに特化した優れものです。
こういった超ニッチな内容も、これからどんどんご紹介していきたいですね。
料金・納期
料金:13,200円(税込)
納期:約2週間
関連記事は下記リンク先をご参照ください
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仕上がりのイメージやご希望の仕様がある場合は、写真を添えていただけるとご案内がスムーズです。


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