REGAL(リーガル)ロングウィングのオールソール修理|レザーソール+Vibram 2340で再構築

REGAL(リーガル)のレザーオールソール+ハーフラバー施工後(後方から見たソールとヒールの仕上がり) Blog

リーガルのアイコン?ロングウィングチップ

REGAL(リーガル)のレザーオールソール+ハーフラバー施工前の全体俯瞰(黒のフルブローグ)

リーガルのロングウィング。
このアメリカンな面構えは、良い意味で男臭く、どこか無骨さを感じさせます。
個人的にも「リーガルと聞いて思い浮かべる靴は?」と問われたら、まずこのデザインが浮かびます。

アメリカントラッドな装いとの相性は言うまでもなく、
デニムやチノ、ツイードジャケットと合わせたときの収まりの良さは、この靴ならではの魅力でしょう。

修理前の状態

REGAL(リーガル)のレザーソール施工前のソール面(前足部に割れ・劣化が見られる状態)

今回お預かりした靴は、元々装着されていたラバーソールが完全に割れてしまっている状態でした。
ラバー素材の経年劣化はどうしても避けられず、ここまで来ると部分的な対応は難しく、修理内容としてはオールソール一択となります。

なお、恐縮ながら作業中の写真は残っていません…
工程としてはやや重めの修理ではありますが、今回はライトな気分で読み進めていただけたら幸いです。

以前、リーガルの別モデルでもオールソール修理を行っていますので、併せてご覧いただくとイメージしやすいかと思います。

仕上がりと仕様

REGAL(リーガル)のレザーオールソール+ハーフラバー施工後の全体俯瞰(ソールと外観を整えた状態)

というわけで、いきなり仕上がりです。

仕様はレザーオールソールにハーフラバー(Vibram 2340)を組み合わせた構成。
ヒールはリーガルらしさを意識し、安定感のあるブロックヒールでまとめています。

ウェスト部分については、オーナー様のご意向により
銀面を剥かず、あえて(無色の)仕上げ材も使わず、素材そのものの表情を残しました。

どうでも良い話なのですが、
Vibram 2340ハーフラバーのパターンが、アッパーのシボ感と妙にマッチしているように感じるのは私だけでしょうか…

レザーソールの利点

REGAL(リーガル)のレザーオールソール+ハーフラバー施工後の後方(トップリフトとソールの繋がり)

レザーソールの良さとしては、

  • 劣化しにくい
  • 屈曲性が高い
  • 部分修理が効きやすい

といった点が挙げられます。※もちろん他にもあります

今回のように、ハーフラバーをオプションで追加する仕様であれば、
レザーソールは「土台」として非常に優秀な素材です。
見た目と実用性のバランスを取りたい方には、現実的で扱いやすい選択肢だと思います。

日常に戻るための最終調整

REGAL(リーガル)のレザーオールソール+ハーフラバー施工後の側面(コバ周りのラインを整えた仕上がり)

ちなみにシューレースも新しく交換しています。
ソール周りが整ったことも相まって、靴全体がぐっと引き締まって見えますね。

ファッションとしても、道具としても。
この先も日常に寄り添い、良き相棒として活躍してくれることを願うばかりです。

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古い木型を重ねて置いたポラロイド写真(経年変化した木肌の質感)

修理のご相談は、Webフォーム または LINE から承っています。
仕上がりのイメージやご希望の仕様がある場合は、写真を添えていただけるとご案内がスムーズです。

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