REGAL(リーガル)トップリフト交換|Vibram5340で滑りにくく実用性を高める修理

修理後のソール面を写し、Vibram5350リフトの装着とソール全体の整った仕上げが見える。アイキャッチ用。 Blog

リーガルのトップリフト交換(Vibram #5340)

黒のストレートチップが斜め前から写され、履き皺とソールの摩耗が確認できる修理前の状態。

ビジネスシューズとして最も履かれていると言っても過言ではないリーガル。
毎日ハードに使われるため、趣向よりも機能性を重視した修理が求められる代表的な一足です。

今回は「より滑りづらいトップリフトへ交換したい」とのご要望をいただき、Vibram(ビブラム)#5340 ヒールを用いて修理をさせていただきました。

現状の確認:積み上げに達した摩耗

黒革の内羽根ストレートチップのかかと周りを後方から撮影した修理前の状態。

お預かり時点でトップリフトの摩耗が進み、すでに積み上げ部分に触れている状態でした。
交換のタイミングとしてはまさに適正で、放置するとヒール本体のダメージにつながるケースです。

また、この価格帯のビジネスシューズに多く見られるように、リーガルの一部のモデルでは、積み上げにスポンジ素材が採用されているケースがあります。

スポンジ素材のメリットとクセ

新しいVibram5340リフトを貼り付け、仕上げ前の状態を捉えた作業途中の写真。

スポンジ素材の利点は以下の通りです。

  • 軽い
  • クッション性がある

外回りが多いビジネスマンには相性が良い仕様で、長く歩くときの負担を軽減してくれます。

一方で、素材自体が柔らかいため、履き続けることで潰れやすいという面もあります。

そのため、今回のようにトップリフト交換に合わせて、積み上げごとフィニッシャーで輪郭を整えると、美しいヒール形状がよみがえります。
修理と同時に見た目を整備しておくことで、履くときの気分も自然と上向きます。

仕上がり:ヒールが整うだけで靴が締まる

修理後のソール面を写し、Vibram5340リフトの装着とソール全体の整った仕上げが見える。
かかと上部から靴全体を後ろ向きに撮影し、ヒール周りの仕上がりが確認できる完成後の状態。

ヒール周りが整うと、それだけで靴全体の表情がぐっと引き締まります。
ご家庭でできる見た目のメンテナンスは「磨き」が中心ですが、トップリフトの交換は定期的にプロへ任せることで全体のバランスが維持される部位です。

機能性のアップデートとしての修理

修理後の黒のストレートチップを側面から撮影し、磨きとソールの整いが際立つ仕上がり。

ビジネスシューズは消耗のスピードが早く、「壊れたら直す」ではなく、快適に履くためのアップデートとして修理を組み込むことで寿命も快適性も大きく変わります。

特に今回のような防滑性の高いVibram#5340は、雨の日の安心感や歩きやすさに直結するため、日々の移動量が多い方ほど、その効果を実感しやすい素材です。

定期的な点検と小さな改善を積み重ねることで、ビジネスシューズは長く、そして快適に育っていきます。

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リフト素材が重なり合って置かれた様子を、やや抽象的な質感で写し取ったポラロイド写真。

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