リーガルのストレートチップ ― 靴紐交換という“手軽なアップデート”

リーガルのストレートチップ。
履き皺、ソールの摩耗、そして靴紐の劣化――しっかり履き込まれた歴史がにじむ一足でした。
今回はトップリフト交換にも対応していますが、記事としては少し箸休め的に“靴紐(シューレース)”の話をしてみたいと思います。
靴の印象を最も早く、安価に変えるなら「靴紐交換」
個人的な持論ですが、靴の雰囲気を最も早く、安く、手軽に変えられるのは靴紐交換だと思っています。

長さにもよりますが、安いものなら300円ほど。
コンビニのおにぎりが2〜300円の時代ですし、ほつれや毛羽立ちが気になったら迷わず交換して良いアイテムです。
そして靴紐は見た目だけの問題ではありません。
紐靴はしっかり締めて履いてこそのフィッティング感。結び目が緩かったり、紐が伸び切っていると本来の履き心地を損ねてしまいます。
修理屋で預けるタイミングに交換してもらうのもおすすめです。
ほとんどの修理屋には在庫があり、サイズを見極めた上で装着してもらえるはずです。
靴紐の“長さ選び”は見た目を決定づけるポイント

脱線しますが、靴紐の長さについて新人の頃に少し苦い経験があります。
それぞれの靴に合った長さを即答できず、先輩にかなり怒られたことがありまして…。
もちろん今では「内羽根・5個穴・75cm」とすぐに出てきます。
現場ではお急ぎのお客様も多く、その都度測っている余裕はありません。
羽根の開き具合、穴の数、靴のデザイン、お客様の好みを総合的に判断し、より適した靴紐をご案内しますので、ついで感覚で聞いていただければと思います。
また、自分で紐を通し直すのが面倒という方が意外と多いので、その作業も併せて代行しています。
単なる交換ではなく、「靴にとって一番きれいに見える締め具合」に整えてお返しします。
修理に出す=異常がないかを確認できるタイミング

靴修理を歯医者の定期検診に例えることがあります。
異常が起きてから駆け込むのももちろん良いのですが、
「修理・磨きのついでに全体チェック」こそ靴を長持ちさせる秘訣です。

今回のリーガルも、トップリフトをVibram 5340に交換し、磨きと靴紐交換を行ったことでぐっと印象が締まりました。
消耗した靴紐で少し疲れが出て見えていた顔つきが、一気に精悍な雰囲気へ。

些細な違和感で構いません。
「何か変だな?」と思った時は、どうぞお気軽にご相談ください。
靴の寿命を延ばしながら、気持ちよく履ける状態へ整えていきましょう。
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